11月9日土曜日にイトーヨーカドー尾張旭店の屋上で35社会実験「SANGO FES -ROOF de CAMP-」を開催しました!
『SANGO FES』では市民グループ「35フレンズ」が中心となり主に4つの部活動で、それぞれのテーマをもとに三郷駅前が賑やかになる企画を開催しました。前日まで天候が危ぶまれていたのですが、開催当日は雲一つない快晴に恵まれ、多くの来場者が来てくださいました。昨年度の社会実験エリアの数倍の面積となる屋上を活用して、三郷駅前再開発内装設計を基にカフェやワークショップなどの広場を本イベントで設置することで、駅前公共空間を仮設検証しました。
本イベントのメインとなる屋上キャンプを企画していたCan部は、屋外で楽しめる様々なアクティビティに参加できる企画を開催しました。日常にはあまりない燻製づくりを体験できる企画や、普段安全に練習ができない自転車やローラースケートを広々とした屋上空間を活用して親子で楽しめる自転車コースをつくりました。
『しゃべりば35』では、豆を挽くところから作られたオリジナルコーヒーを来場者に振る舞われ、コーヒーを片手にレコードを聴きながらくつろげる空間をつくりました。古い映画ポスター集と、昨年からイトーヨーカドー店内でも開催されていた本のお福分けコーナー『福BOOK朗』を屋上にも設置して、本と映画と音楽に囲まれた人々を惹き寄せる魅力的な空間を提供しました。
『しゃべりば35』では広場中央にステージを用意し、様々な地域ゲストをお迎えして特別企画を開催しました。愛知県森林公園から尾張旭市のオリジナルヒーロー“森羅特装シュラバスター”が登場して、大いに賑わいました!
35アート部では、三郷駅前を中心にアートなまちを広げていくことを目標に、本イベントのシンボルとなる「バンブーツリー」を作成しました。来場者の子ども達は、思い思いのコメントを書いたプラカードをツリーに飾り付けていき、クリスマスに一足早くオリジナルツリーが完成しました。ツリーは11月中に店内で展示される予定です。ぜひどのようなコメントが飾られているかご覧ください!
一際子ども達が集まっていた子ども工作コーナー『子ども工作体験』では、プラ板をオーブントースターで焼いてオリジナルキーホルダーを作ったり、1/20スケールで作られた三郷駅前再開発の公共空間に、描いた自分のアバターを飾り付け、どのように公共空間を活用していくか親子で楽しむながら模型を作り上げて行きました。
芝生広場は昨年と同様に三郷駅前再開発の設計に携わる株式会社アールアイエーの皆さんによって設置してくださいました。その他、イトーヨーカドー尾張旭店の店内でもイトーヨーカドー独自の参加型企画が開催されるなど、三郷駅周辺にあった多様な人々が紡ぎ合い開催できた35社会実験でした。
参加くださった来場者の皆様、市民グループ「35フレンズ」の皆様、誠にありがとうございました。
本社会実験で得られた知見は、三郷駅前の再開発に向けた取り組みに活かされる予定です。
引き続き本プロジェクトに応援、ご協力お願い致します!
三郷駅前まち育てプロジェクト一同